「COALSACK」(石炭袋)90号 2017年6月1日
定価:1,296円(送料込)
詩人のギャラリー 神月ROI
扉詩 矢城道子 小さな窓
詩 山口修 岐路
佐藤克哉 花の結び目を
淺山泰美 裏窓
竹内オリエ 六月の夢
植松晃一 満員電車の蠅/わが子たち
羽島貝 プレー/ダーク・ウォーター/汗ばんだシャツが、はりつく午後に。/
素描LVII
橋爪さち子 つなぐ
みうらひろこ 翡翠
酒井一吉 千体地蔵/闘わずして
洲史 逃げる人 追う猫
二階堂晃子 野ばら/ヤマアラシ
若宮明彦 Baby Blue
根本昌幸 へそつつき虫
秋野かよ子 閉ざされたものたち
木村孝夫 どんぐり
籠空朋果 亡霊/憧憬の果て
音月あき子 爆裂列車/夢の叶えかた
勝嶋啓太 ぼくの隣りの人がすっごい震えてるんだけど/
かいじゅうは まだそこに立っていた
星野博 配役/有楽町のかいじゅう
美濃吉昭 循環
福山重博 進化の足跡/回帰/みんな悩んで大きくなった/再会/
梅雨/陽炎/西日
日野笙子 メイストーム
原詩夏至 それ/後ろ髪
吉峯芙美子 教会/空/春/白
橙星花 ─初寄稿はじめましてのご挨拶に代えまして─オレンジ大星雲/
海に還る日
あたるしましょうご中島省吾 競争日本 のお華坊chan
逢夢恵 夜の魚/幻の桜/感情
中村惠子 生きよ、あなたの薔薇を!
坂本梧朗 カティア逝く/クッチャネ/機械
たにともこ みれん
青柳晶子 龍
榊原敬子 京子ちゃん
小山健 ほのかな鮎/一人の少女が……
宮川達二 千年の蓮
佐相憲一 西武拝島線沿線/セツブンソウ
酒井力 みずいろの宙
佐々木淑子 詩をください
細島裕次 回転木馬/しもつかれ/bug
東梅洋子 多喜二と母/93才の恋
松棠らら 時を分ける 東日本大震災から六年/覚える
石村柳三 続続真味の花/雨心情
鳥巣郁美 往き晋む心意は/生命独つ
外村文象 孫の大学入試/東日本大震災から六年
関中子 ―生まれ続けたものヘ―
青木善保 ちょっとしたこと
皆木信昭 老い その14
鈴木比佐雄 己を知っている国、己を知らない国
栗和実 無くした季節よ
山﨑夏代 着ぐるみ
志田昌教 火の鳥の雛たち/みにくい猫の子/薔薇の茂み
片桐歩 大震災の跡/春だより
渡辺健二 無銭飲食/お坊さんに説教/一行詩 白骨
平野鈴子 夏/ゆうゆうの自適
田中作子 介護マンションにて
風守 ディア サードプラネッツ ユウ
杉本知政 光の空の下に
エッセイ 淺山泰美 昭和の家で聴いた歌
若宮明彦 キング・ジョージよ 永遠に! ―〈キング・オブ・カントリー〉ジョー
ジ・ストレイトを聴く―
二階堂晃子 つらいはなし2
青山晴江 三月一一日 福島を訪ねて
貝塚津音魚 里山再生を夢見て⑯
田中作子 良寛さま
北畑正人 つれづれ綿・断章(一)
詩人論 永山絹枝 魂の教育者・詩人 近藤益雄を読むその八 短歌集『火を継ぐ』―どうし
たって黙っていられるものか 愛するものを死なしてしまって―
評論 佐相憲一 『日本国憲法の理念を語り継ぐ詩歌集』解説 詩歌の心で黄金の共生
の願いを明日につなぐ
書評 洲史 小野田陽子文集『福島双葉町の小学校と家族』
木村孝夫 小野田陽子文集『福島双葉町の小学校と家族』
日野笙子 アンソロジー『詩人のエッセイ集 ~大切なもの~』
山口修 アンソロジー『詩人のエッセイ集 ~大切なもの~』
短歌 たびあめした涼香 上塗り
森水晶 罌粟/クリスマス
原詩夏至 鬼が島
座馬寛彦 眼裏をみる
書評 座馬寛彦 歌集『風のアンダースタディ』を読む
短歌時評 原詩夏至 「戦争」と「戦後」
エッセイ 宮川達二 ノースランド・カフェの片隅で―文学&紀行エッセイ
第十二回 赤き橋
五行歌 森谷天平 影法師
俳句 石村石芯 雑草流句心(八)─人生は蠟燭か
鈴木光影 春宵
原詩夏至 三月
俳論 鈴木比佐雄 金子兜太の「原曝忌」について―新たな『原爆詩歌集』を
構想するために
俳句時評 鈴木光影 〝欲望の時代〟における〝われ〟の行方
川柳 逢夢恵 現代川柳
エッセイ 原詩夏至 川柳恐怖症
北嶋節子 虹色カフェ
鈴木貴雄 前略、お前たちよ。生きろ 四 〜半荘終了
作家論 鈴木比佐雄 原爆と原発の「内部被曝」の危険性を内観した人 ―林京子氏を悼んで
小説時評 佐相憲一 つれづれならぬままに思うこと
翻訳詩 ザチャロウラ・ガイタナキ(郡山直訳) 蟻の知恵/歓びのゲーム
小詩集 井上摩耶 『一枚の写真』五篇
神月ROI 『組詩 秘められた神話』第九回
高橋郁男 『風信』六
久嶋信子 『母よ』
野澤一 『木葉童子詩経』九篇
赤木三郎 覆刻『ながながしい夜のねむり』十五篇 および附録
堀田京子 『病みし 娘よ』二十二篇
堀江雄三郎 『油蟬』八篇
古城いつも 『ドクター』五篇
貝塚津音魚 『思い出電車』四篇
書評 小峯秀夫 福司満・秋田白神方言詩集『友ぁ何処サ行った』
鈴木比佐雄 福司満・秋田白神方言詩集『友ぁ何処サ行った』
鈴木比佐雄 堀田京子詩集『畦道の詩』
速水晃 堀田京子詩集『畦道の詩』
田中裕子 勝嶋啓太詩集『今夜はいつもより星が多いみたいだ』
佐相憲一 勝嶋啓太詩集『今夜はいつもより星が多いみたいだ』
橋爪さち子 かわいふくみ詩集『理科室がにおってくる』
星野博 かわいふくみ詩集『理科室がにおってくる』
植松晃一 『青木善保詩選集一四〇篇』
こまつかん 『青木善保詩選集一四〇篇』
詩集評 佐藤克哉 詩の良し悪しとは
詩誌評 羽島貝 2016~17年冬に発行された詩誌から
現代詩時評 酒井力 戦後詩の一系譜 ―「原始の源」に言葉をもとめた詩人
編集後記 佐相憲一
編集後記 鈴木比佐雄
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